もともとギターで曲作りを始めたぼくですが、
最近はもっぱらバイオリンの人になっており、
元の技術の低さにブランクも相まって
とても「ギター弾けます」と人に言えるレベルでは無くなってしまった。
でもギター弾けると曲調広がるよなあと思い、
![bouzouki](https://hiyamake.net/wp-content/uploads/2016/01/bouzouki.jpg)
ブズーキを買いました。
そこでギターを買わないのは
「いまさらギター弾いても上手い人腐るほどいるから」
という考えから、競技人口の少ないところを狙ってます。
ブルーオーシャン戦略です。
ブズーキってなに?
すいません、ぼくもよく知らないです。
まあギリシャとかアイルランドで使ってる弦楽器みたいですね。
ギターよりマンドリンっぽい、みたい。
知識全く無いので「みたい」しか言えない。
ちなみにこの楽器はルーマニア製です。
![madein](https://hiyamake.net/wp-content/uploads/2016/01/madein.jpg)
ルーマニアって言われてもいまいちピンとこない。
今までルーマニアモンテビデオぐらいしか
ルーマニアを意識したこと無い気がします。
ギターと何が違うの?
弦が多いです。8本あります。
でもよく見ると弦が2本近接してるので、実際は8弦なんだけど、
近接してる2本のチューニングは同じなので、4弦っぽい感じです。
これを4コースっていうみたいです。
この複弦のおかげで音がキラキラする響きになります。
![bouzouki_strings](https://hiyamake.net/wp-content/uploads/2016/01/bouzouki_strings.jpg)
あとチューニングがギターと違います。
ギターは低い方からからEADGBEだけど
ブズーキはGDAE。
バイオリンと基本おんなじ(GDADもある)。
なのでバイオリンに慣れたぼくなら
ギターよりもソロ弾いたりしやすいんじゃないのかな、と思って
いきなりめっちゃ弾けたりするんじゃないか!?と期待するわけです。
鬼怒無月さんのギターのようなテクニカルなソロをね。
普通にむずい
まあ弾いてみたら、結構でかくて何となくギター触ってる感じになるので
バイオリン気分じゃとても弾けない。
で、ギターと比べると、チューニングの違いから微妙に弾きづらい。
ペンタトニック弾くのにポジション移動が発生します。
試しに適当なペンタトニックっぽいフレーズを
iPhoneで撮ってみました。
話逸れますがiPhone + iOSのiMovieすごくないですか?
すんごいお手軽に撮れて、画質音質ともにすばらしい。
演奏動画とか簡単に撮れちゃうじゃないか。
で、まあブズーキの話なんですけど
ペンタで駆け上がる部分(ソラドレミのところ)がせわしないです。
ギターで弾くとこんなに移動しないでいけるのに。
こういうフレーズってギターだと繋ぎで入れるような手癖だと思うんだけど、
ブズーキではちょっと気軽には使いづらい。
この手のフレーズはブズーキにはあんまり向いてないのかな。
あとコードフォームもギターと違うので
一から覚え直し。
![chordc](https://hiyamake.net/wp-content/uploads/2016/01/chordc.jpg)
これ、ローポジションでのCです(薬指は浮いてます)。
曲中、一発でこんなストレッチできないんですけど。
小指省略しても良いんだけど、下からGECEになってしまうので
あんまりC感無いんですよね。
どうしたもんだろう。
しかも複弦なので点じゃなくて面で押さえないといけないから、
ビビりまくる。
なんかギターを再開したほうが良いような気がしなくもない。
とりあえず録ってみた
開放弦混ぜたアルペジオを試しに作って録ったので、
それに合わせる形で曲にしてみました。
*ブズーキだけの録音はこちら。
エレキバイオリン、ウーリッツァー、ブズーキ、ベース、ドラムの
フォークっぽい感じのポップス。
ホントはブズーキの音色を活かして
もっと民族音楽的なアプローチをすべきなんだろうけど、
ぼくのアルペジオ脳がポップなのでそれに合わせたらこんな感じになってしまった。
タイトルとアートワークは適当です。特に意味も無いです。
今回はマイク録りしてみたけど、
ピエゾ内蔵なのでエフェクトを多用してエレキ感出したほうが面白いかも。
練習します
そんな感じでゆくゆくはエレキバイオリンとエレキブズーキの
ハイブリッド奏者をめざしていきたい所存です。
トラッド色もあるジャズロックな感じの曲を録ってみたいですね。
よろしくお願いします。