ゴッツーさんのアルバムに参加したよ

みんな大好きケルティックミュージックマスターKou Ogataさんことゴッツーさんのオリジナルフルアルバム『la malgrava peto』が12/29の冬コミ2日目 東ネ-34bにて頒布されるようです。

la malgrava peto

僕もTr.3の『脈打つ大地と踊れ』で地味に難しかったバイオリンを弾いてます(詳しくはコラム参照)。試聴だけでもわかるように超名盤感に溢れているので買うといいと思います。


k-waves LAB「la malgrava peto」C87 Xfade

ゴッツーさんについて

まあ僕があらためて説明するまでもないんですけど、ホイッスルとかブズーキ、コンサーティーナ、バウロン、フィドル、イーリアンパイプetc様々な楽器を弾きつつ、DTM作品を作ってる人です。

最近は専らビールの人ですが、誉れ高いケルティックミュージックマスターの称号を海外から授与されています

Celtic Music Master Kou OgataCeltic Music Master Kou Ogata

結構東方アレンジとかゲーム音楽のアイリッシュ楽器アレンジのCDを出してるので、そういうイメージが強いかもしれないですが、元々ガチなオリジナル曲を作る人で、僕的にはゴッツーさんの最大の魅力はその唯一無二なメロディセンスだと思ってます。

躍動感に富んだ流れるようなメロディは世に出てるほとんどの音楽よりセンスに溢れてると思いますね。卓越したそのメロディは躍動感に溢れすぎていて、時にボーカリスト殺しにもなるほどです。

ゴッツーさんの躍動感あるメロディに苦しむやまもさん

あとメロディに対するコードの当て方や進行・転調が独特なので、ギタリスト殺しでもあるし、バッキングとしてバイオリン弾く僕も何度か殺されかけてます。

しかし奏者キラーな楽曲なのにそのキラーポイントはあくまでフックとして作用して、トータルで違和感なくバランスが取れるというのはこれはもはや天性のセンスだと思いますね。

ほらアルバム欲しくなってきた。

僕とゴッツーさん

昔は僕、ほとんどDTMerさんとの交流を持ってなかったんですけど、そんな中でゴッツーさんはかなり長くお付き合いさせてもらってます。たぶんBeltene作った頃ぐらいなので10年くらいかな。
ゴッツーさんより長く今もお付き合いしている方というと、やまもさん、瑞希明さん、高橋伸弥さん、Nabemonさん、あと最近復帰されたichiroさんくらい。

くらい、て言うか意外と多かった。

あの頃は楽器演奏+DTMというとエレキギターが主流だった気がするけど、そんな頃にゴッツーさんはホイッスルを吹いて録って作品にする稀有な存在だったわけです。
僕も周りにバイオリン弾いて録ってDTM作品をアップする人はいなかったし、しかも同じようにオリジナル曲を作り続けているだなんて、「おお、こんな人いるのか」と思ったものです。

その後、植松伸夫さんのラジオ企画でゴッツーさん主導のもと、ギタリストのRyoくんやフィドル他マルチプレーヤーなJunyaさんとともに、オフラインでアイリッシュFFバンド『ギルガメッシュナイツ』を結成したのをきっかけに、オフラインでもしばしばセッションする機会が出てきました。
ゴッツーさん、Ryoくんとはオンラインミュージシャンの中で一番顔および演奏を合わせてる気がします。

200702171742000ギルガメッシュナイツと植松さん(写真はゴッツーさんのblogより拝借してます)

その後、トシバウロンさんも迎えたバンド『hejmsopiro(ヘイムソピーロ)』でやはり植松伸夫さんの犬耳親族会議に参加したり、やまもさんの企画したゲーム音楽コンサートNostalgiaで演奏したり、結婚式二次会で演奏したり…僕が遠征してセッションするときにゴッツーさんは欠かせない感じですね。


hejmsopiroのプロモーション動画

nostalgiaNostalgiaでのゴッツーさん、Ryoくんとの演奏の様子

というわけでアルバム買おう(僕のやつ含む)

そんなゴッツーさんなんだけど、彼の録音作品(アレンジ・オリジナル問わず)に参加するのは初めてな気がします。彼のオリジナル曲は何曲かライブで演奏してるんだけど、録音は初めてという。意外。

僕的には10年ごしのゴッツーさんとの邂逅とも言える本アルバム、ぜひ買ってみましょう。

la malgrava peto

ついでに僕のアルバムも買ってみましょうよ